聞いて下さい。

1 名前: 勝@ミミガー 投稿日:2001/11/26(月) 15:16
小さな女の子の話です。その女の子は夢がありました。しかし、この世の儚さと現実を見入ってしまった彼女は非道く落ち込みました。彼女は幸せに慣れなくていつもネガティブな気持ちをもって生活をしていました。
『この世の中に私を本当に愛してくれる人なんていない』或日。彼女は本当に心から愛する人が出来ました。愛する人も彼女を心から愛していました。その愛する人から彼女は永遠の愛の誓いを立てたいと言われました。彼女は嬉しくて嬉しくて仕方ありませんでした。本当にこの人となら、なんだって乗り越えていけると思っていたからです。
でも、彼女は一つ愛する人に隠し事をしていました。
ある家庭の事情です。彼女は勇気を出して愛する人に話しました。愛する人は彼女にいいました。『私はあなたを幸せにする事が出来ない』彼女は泣きました。泣いて泣いて泣きました。体の水分が無くなるんじゃ無いかと思うくらいに泣きました。時々声を挙げて泣きました。彼女はそれから命を絶ちました。それはあまりにも衝撃的な事でした。私は彼女の死を心から悔やみました。『そんな人の為に若い華を断つなんて』この世の中には二人の気持ちだけでは縁を結べないのですね。利他的主義者なんてこの世には存在しなくて映画の中だけの世界なんですね。
利他でもなくてもよかった。彼女はただ幸せになりたかった。愛する人がいて愛する人の子を宿し、幸せに暮らしたかっただけでした。もっと悲惨な事に、彼女は不妊症になってしまっていました。
原因は愛する人との性行為。愛がゆえに体を重ねただけなのに、彼女は二度と子供を宿す事が着なかったのです。当時、彼女は愛する人には『何かの原因で』と迄しか伝えてませんでした。愛する人を不安にさせたくなかったからです。自分の名誉や地位の為に一緒にいる事すらままならないでいるのなら、私はいらない。そんな名誉や地位が。今迄楽しかった日々はやはり形ない幸せに過ぎなかったんです。彼を攻めるつもりもありません。彼を詰るつもりもありません。彼女が選んだ未知は結果、幸せのままに楽に成れたんだなと思う他ありません。
私は即答で答えを出した彼がワカリマセン。気持ちは変わらないが結婚は出来ない。何故?
体のいい振り方ならもっと言葉を選ばれた方がよかったんじゃないかと思います。
考える予知さえなかった彼。手のひらを返したようなそんな態度。人間って結局こんなものなのでしょうか?
攻めるつもりも詰るつもりもありませんが私は彼を許す事が出来ないです。
いです。


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